コロナ禍を経て、お料理の宅配ビジネスが盛んになりました。
○○館とか、〇-バ-イーツとか・・・便利な世の中になったものです。

ご承知の通り、ほとんどの宅配ビジネスは、料理を作るお店と運んでくる人は関係のない人です。
宅配専門のスタッフがお店に出来上がった料理を取りに来てくれて、指定の場所に届けてくれる仕組みです。

昔はなかったビジネスのスタイルですね?

一方で、寿司屋とか蕎麦屋とかは昔から出前というサービスがありました。
注文を受けて、調理をしてお店の人が自転車やバイクで届けてくれるサービスです。
その際、お店で召し上がるお値段に出前料金とかを別にいただくことはほとんどありません。

甚伍朗も、当然?そうしていました。もちろん今でもそうしております。

ところが、誰もが大好きな〇屋の牛丼などを宅配サービスで注文するとお店で食べるよりもだいぶ支払わなくてはなりません。
まあ、便利だから仕方ないのかもしれませんし、それでもいいと仰る方はそれでも宅配サービスを利用されるわけで、そのことを悪く言うつもりはありません。

お伝えしたいことは甚伍朗の出前は自前のスタッフが、お店で召し上がっていただくのと同じお値段で召し上がっていただいていることです。
これは自慢してもいいのかも知れません。

お店のスタッフが出前にあがるのは簡単なようで、そうでもなく、ちょっとしたコツや慣れが必要です。
道を知っていること、度々ご注文いただけるお宅を覚えていること、それにお料理の盛り付けを崩さないように丁寧に運ぶこと。

ただ、長年の寿司屋同士の慣習もあって、出前のエリアというのは無尽蔵には広げません。
縄張りという訳ではありません。お互いの仁義のようなものでしょうか?

甚伍朗の出前エリアの皆様には、これからも甚伍朗の出前をご贔屓いただけますと幸いです。